足裏のほくろ

足裏ほくろの、良いほくろと、ほくろににた悪性黒色腫の見分け方についてや、皮膚科・病院で行われている悪性黒色腫切除手術の方法、麻酔、痛み、抜糸などについてわかりやすく説明しています。赤ちゃんや幼児・子供にあると心配ですね、気になる方は、病院を受診しましょう。

ほくろは癌(がん)になるの?

ほくろに似た癌(がん)に、「悪性黒子腫」 というのがありますが、これはほくろが癌になったものではありません。科学的、医学的見地から、「ほくろは癌にならない」 という報告がされています。悪性黒子腫は、もともと癌(がん)になる細胞が体の中にあり、それが活性化し、悪性黒子腫となるのです。ですので、ほくろが癌(がん)に変化していくというわけではないのです。

足の裏にほくろがあると、癌(がん)になる?

足の裏にあるほくろが癌(がん)になるのではないかと、最近、テレビの医療・健康番組でよく取り上げられているのを見て、心配されている方も多いのではないでしょうか?生まれつきの人もいますが、足の裏にほくろはよくできます。足裏のほくろのほとんどは、良性の母斑細胞(ほくろやあざ)で心配ないものです。悪性黒色腫である確率は一万分の一くらいと、とても少ないのですが、まれに悪性黒色腫が見つかることもあります。足の裏のほくろが気になってほくろ取りをしたい考えている人もいるかもしれませんが、そうでない人でも足の裏は普段からこまめにチェックしておくようにするとよいでしょう。


足裏のほくろの悪性黒色腫とは?

足の裏に発生する悪性黒色腫は、欧米人と比べて日本人に多いのが特徴ですので、足の裏のほくろには、普段から注意が必要です。悪性黒色腫は、メラニン色素をもつメラノサイトが癌化したものです。悪性黒色腫は、皮膚癌の中でも移転しやすく、生命をおびやかす危険性がありますので、早い段階で正確に診断することが重要です。 下記の見分け方を参考にして、自分の足の裏のほくろをよく観察してみましょう。

足裏のほくろ 良いほくろと悪性黒色腫の見分け方は?

足裏のほくろは、どのようなほくろなら良いのか、悪いのか肉眼で見分ける方法があります。5つのポイントを参考に、足の裏のほくろをよく観察してみて下さい。@非対称性の不規則な形をしている A周りの皮膚との境目が不明瞭 B色調に濃淡がある C大きさが直径7ミリ以上 D隆起している・・・など、このようなほくろの場合は、その足の裏のほくろは悪性黒色腫である可能性が高いので、すぐに皮膚科を受診して下さい。また自分ではよくわからないとか、良いほくろか悪いほくろか自分で正確に判断する自信がないという人は、迷わずすぐに皮膚科や病院の専門医に見てもらいましょう。


足裏のほくろの除去手術について

皮膚科や病院などで行われているほくろ取りの除去手術には、ほくろの大きさや位置によって、炭酸ガスレーザーによる除去、Qスイッチヤグレーザーによる除去、電気メスでの除去、切りとって縫う切除縫合法、皮膚をくりぬくくりぬき法、などがあります。足裏のほくろの場合は、レーザーでなく切除縫合法で行う場合が一般的です。切除縫合法の手術は、局所麻酔をするため痛みはありません。ほくろとほくろの周りをメスで切除した後、ナイロンなどの細い糸で真皮、表皮の縫合を丁寧に行います。術後は、傷の化膿や拡大を防ぐ為に手術用のテープを貼ります。術後は痛みが数日続くようです。2週間後くらいに抜糸となります。